ヴィンテージコインがアクセサリーに生まれ変わるまで|国ごとの意味も解説

ただの硬貨じゃない。意味をまとったアクセサリーへ

ヴィンテージコインを再利用して作られるコインリングやアクセサリーは、

見た目の美しさだけでなく、その時代背景や国の象徴的な意味までをも感じられる一点もの。

この記事では、コインがアクセサリーになるまでの工程と、

各国のコインに込められた意味を解説していきます。

ヴィンテージコインアクセサリーとは?

アップサイクル×クラフトの魅力

コインリングとは、海外の硬貨を使って作る指輪やネックレスなどのアクセサリー。

使われなくなったコインに、新たな命を吹き込む「アップサイクル」の一種です。

元々は通貨だった金属が、形を変えて誰かの想いを込めたジュエリーになる──

それが、コインリングの最大の魅力です。

なぜ“ヴィンテージコイン”なのか?

現代のコインと違って、昔の硬貨は繊細な装飾や重厚感ある素材が多く使われています。

1900年代前後のコインには、その時代を象徴する人物・国章・動植物・スローガンなど、

一枚一枚に物語や意味が刻まれているのです。

アクセサリーになるまでの工程

① コイン選び(国・時代・デザイン)

まずは素材となるコイン選びから。

どの国・年代・デザインを選ぶかで、仕上がるアクセサリーの雰囲気も大きく変わります。

人気の素材:

  • 真鍮(フランス・イギリス旧硬貨)
  • 銀貨(アメリカのハーフダラーや日本の昭和銀貨)
  • 銅貨(北欧・中東コイン)など

② 穴あけ・焼きなまし

選んだコインは、まず中央に穴を開けます。

次に、バーナーで真っ赤になるまで「焼きなまし」を行い、金属を柔らかくします。

これにより、次の工程で割れや歪みを防ぎながら加工できるようになります。

③ 成形・曲げ加工(リング or ペンダント)

穴を開けたコインをマンドレル(芯棒)などの専用工具を使って成形。

少しずつ角度を調整しながらリング状にしていきます。

ネックレス用なら丸環やバチカンを取り付けて、トップとして仕上げます。

④ 研磨・黒染め・仕上げコーティング

最後は、表面の模様を活かすための仕上げ作業。

「ピカール」や「銀黒液」などの研磨剤・黒染め液を使い、

模様を浮かび上がらせながら、磨き上げていきます。

希望があれば、金属アレルギー対応のコーティングを施すことも可能です。

コインリング やアクセサリー作りの風景はこちらからご覧いただけます→https://www.tiktok.com/@h1125h464?_t=ZS-8wl7LtamQT2&_r=1

国ごとに異なる、コインの“意味”

🇺🇸 アメリカ:自由と力強さの象徴

  • 鷲(イーグル)=自由と勝利
  • ケネディ大統領=変革と希望の時代
    → 自由や夢を象徴する国の代表格

🇫🇷 フランス:自由・平等・博愛

  • 女性像マリアンヌ=共和国精神の象徴
  • 美しい植物の装飾=自然との共生
    → 気品と哲学を感じるコインが多い

🇯🇵 日本:伝統美と調和

  • 桜・旭日・稲穂など、日本文化がモチーフ
  • 昭和・大正などの銀貨は希少価値も高い
    → 海外の人にも人気の“和”アクセサリー

🇩🇰 デンマーク:ハートの透かし

  • 一部の硬貨には「ハート型の穴」
    → 王国が国民に向けた“愛の象徴”
    → ペアアクセサリー・恋人への贈り物にも◎

🇬🇧 イギリス:王室とクラシックな気品

  • エリザベス女王や騎士・盾などのデザイン
    → 洗練されたクラシック系アクセサリーに仕上がる

WillRebirthでは体験も販売も

当店では、厳選したヴィンテージコインを使って

その場でアクセサリーに仕上げる体験が可能です。

  • 福島県・WillRebirth福島店にて開催中
  • コインリング:体験 6,000円〜
  • ネックレスやペンダントTOPも対応可
  • LINEで予約受付中 →https://lin.ee/Obx4FoV

思い出の国を選んだり、誕生年で選んだり。

作る過程も、まるごと“あなたのストーリー”になります。